時間は待ってくれません。貴重な時間を有効的に使うことは人生の中でも大切なテーマです。もしも1年が13ヶ月だったら凄くないですか?誰でも簡単にできる時間節約術です。
1年を13ヶ月にする方法
1ヶ月は720時間からできている
これが1ヶ月のトータル時間です。
1ヶ月増やすためには720時間の節約が必要と言うこと。では、720時間は毎日何時間節約したら達成できる数字なのか。
720時間を360日(約1年)で割ってみます。
なんとたったの2時間。
1日2時間節約することで1年を13か月分使えるわけです。
何を節約するか
たった2時間といっても毎日の生活の中で2時間節約するって難しいですよね。
しかも、色々なやらなくてはならないことを少しずつ削って調整するのも面倒くさいです。
そうなると毎日2時間以上している何かを削るというのが一番簡単。
やはり最近ではスマホとかゲームでしょうか。
個人差はあるでしょうけど、メールのチェックやラインやゲームって、まとめた時間で集中的にやるものでもないですよね。
操作時間を限定したらリアルタイムで返信もできないし、毎日2時間やっていたゲームをゲーム断ちするというのも酷な話。
私が提案したい節約の対象は昭和からのエンターテイメントの王様、
テレビです。
ここはやっぱりテレビに注目です。
「2016年11月全国個人視聴率調査の結果」から
NHKではこんな調査結果を発表しています。
『2016年11月全国個人視聴率調査の結果』2016年12月20発表
テレビ(週平均・1日あたり)
NHK総計 58分
民放総計 2時間43分
テレビ総計 3時間41分
調査期間は2016年11月14日~11月20日の1週間。
調査対象は全国7歳以上の男女。
調査相手は住民基本台帳から層化無作為2段抽出の3,600人(12人×300地点)
この調査によれば1日のテレビ視聴時間は3時間41分(NHK+民放)となっています。
近年、わずかながら視聴時間は減少傾向にはあるようですが、まだまだ3時間を優に超えています。
日本全国4時間近くも毎日テレビを観ていたんですね。
しかも2時間節約しても1時間40分も残ります。
あなたは毎日テレビを3時間以上観ていませんか?
テレビ視聴時間を節約するための工夫
例えば4時間観ているのだとしたら、同じ内容を2時間で終わらせることです。
ちなみに、私はテレビ嫌いではないです。むしろスカパーに加入してるくらいかなりのテレビ好きです。
なので、毎日何かしらチェックする番組(映画)があります。
できれば観ている番組や映画の本数を減らすことなく時間だけを節約したい。なので、私が実践していることは、HD内臓ビデオデッキのフル活用です。
具体的には、
★リアルタイムで観ないで全ていったん録画する。
・これが基本です。オンエア中の追っかけ再生も有効です。長時間丸ごと何本も録画できるのは昭和時代との大きな差。いい時代になったものです。
★観たい番組は番組表で3、4日分まとめて予約する。
・毎日視聴番組がある私は毎日予約するのも手間です。3、4日分なのは、それ以上先まで予約すると番組情報が不明なことが多いからです(意外とマメ)。
★再生は基本早送り(バラエティ、情報番組他)か倍速再生(ドラマ・映画)。
・今のデッキはCMをピッタリ飛ばせる機種が多いですね。CMは60分番組でだいたい10分~15分占めています。これをやらないとそもそも時短になりません。倍速再生もよくできていて、デッキが音声を補正してくれます。やたら高い音で聞き取れないことはありません。
★反則ワザ?気になった内容の番組は後日ネットの掲示板や動画サイトで確認する。
・これを実践している人は多いかも。Yahoo!ニュースでも話題の番組はすぐにニュースになるし、トレンドサイトでもこぞって書いているので情報遅れは防げるはず。
★【おまけ】キーワード登録して番組表以外の録画を自動録画させる。
・時間を節約したいけど旬な番組や速報を見逃したくない場合に有効。私は昔『生出演』『緊急』『速報』などをキーワード登録していました。
以上のことで実践すると、1日のテレビ時間はかなり減ります。
やがて観なくても平気になる
そして、徐々にそんなことを気にすることもなくついに「観なくても平気」になります。私は現在、NHK、民放のテレビ視聴はほぼありません。
朝は時計代わりに「めざましテレビ」を観ていますが、それ以降の時間帯は毎日0時間です。
ただ、映画が好きなのでスカパー!だけはよく観ています(1.3倍速モード再生)。
映画は思考を活性化してくれますし、「ただ面白い」というだけではありません。制作者のメッセージや伝える手段が映像というだけで、いわゆるバラエティ番組とはコンセプトが根本的に違います。
たいしてメッセージ性がない映画もありますが、そのような映画は観なければいいだけ。
テレビ視聴の最大の問題は完全に受け身の状態でだらだらそれを観てしまうところ。つまり何となく見せられ続けるスタイルです。
もちろんテレビ局は見せ続けることが目的なので心理的にもチャンネルを変えられないような仕組みを作り上げています。
時間またぎや、番組終了直後の「CMの後は○○」などの字幕もその一つです。
しかし、受け身ではなく、「こちらからソフトを選ぶ」ということが大切です。流されないようにしましょう。
私の場合、昔の生活パターンがヤバかった
仕事でも遊びでも外から帰ってくると、部屋の電気をつけてまずテレビの電源を入れます。
何か音がないと『寂しい』のでとりあえずつけます。と言いながらも、そんなことも思うことなく無意識で行っていた行動です。もう長年の習慣でした。
そして寝るまでざっと毎日5、6時間+朝の番組+家にいる休日は終日使用。もう完全にテレビ局の思うつぼです(笑)
そして、テレビくんもかなりの重労働でした。
さらに観もしないのに番組を録画しまくり、テレビ番組雑誌を毎週購入し、積みあがるビデオテープ、積みあがる番組雑誌。
テレビのない人生は考えられませんでした。
しかし、だらだらテレビを見る時間ははっきり言って無駄です。そこに気が付くまで30年かかりました。
未来を変えるには今を変えるしかありません
ひとそれぞれ使える時間は違います。映画「バック・トゥ・ザフューチャー」のようにはいかないのです。
そもそも昔から2時間もテレビを観てない人もいるでしょう。そんなあなたは偉い。
インターネットが普及してテレビの価値は明らかに変わりました。様々な知恵や価値を共有できるようになりました。
テレビを観ていた時間がインターネットにスライドしただけ?そうではなく、
「受け身のテレビから自ら情報を選択する時代になった」ということ。受け身ではないだけで脳科学的にも違いが出ているはずです。
これは文明が進歩したと言っていいでしょう。そしてあなたはこれから進化すべきです。
今後インターネットが代表的なメディアとして君臨することは間違いありません。
そして、「テレビ時間を節約して1年を13ヶ月」はテレビ中毒だった私が実践できたこと。
きっとあなたなら余裕でクリアできるはず。ぜひ増えた一ヶ月間を有効活用してください。
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