松本人志が激怒した?角田信朗のドタキャン事件の真相

ネタ

今回のちょっとした騒動は芸能界特有のものではなく一般社会にもよくあることです。こういった話は誰が悪いのかというのははっきりしないことが多いです。客観的に騒動を検証してみす。

事の発端

1月16日 空手家の角田信朗がブログに松本人志との騒動を掲載

 

1月16日付け角田信朗のオフィシャルブログ『ウェルエイジング日記』にあることが書かれました。

ダウンタウンの番組のオファーを断って以後、タレント業を干された経緯についての話です。
以下ブログの内容を箇条書きでまとめました。

 

10年くらい前(実際は8年前)のこと。

松ちゃん直々にバラエティ≪芸人対抗・叩いて被ってジャンケンポン選手権≫のレフェリーをオファーされた。

事務所を通して本業を優先したいとオファーを断るが、解説者としてであればぜひ協力させてほしいと申し出た。

どちらの出演もなくなる。

連絡先を知っている松ちゃんの側近的存在であるお笑い芸人に経緯を説明。松本さんではなく間の誰かがこじらせているのではないかと言われる。

オファーを断ってから一年後にダウンタウンDXからオファーが来る。

収録当日にマネージャーから収録中止を伝えられる。

理由は台本に角田さんの名前を見つけた松ちゃんが収録中止を決断したとのこと。

番組スタッフに過去の騒動のことを松ちゃんに直接説明させてくれと申し出るが断られる。

また連絡先を知っている松ちゃんの側近的存在であるお笑い芸人に経緯を説明。再び松本さんではなく間の誰かがこじらせているのではないかと言われる。

この後角田さんの『思い』が書かれます。

スケジュールを調整して収録に臨んでいたのに解決済の過去の騒動を理由に収録中止などありえない。(実際は代打をたてて収録した)

当時のブログに、『プロの仕事師ならば例えそれが嫌いなヤツでも割り切って仕事するべきではないのか…?』という様な事を書きなぐった。

和田アキ子さんから何があったのかと電話が入る。騒動の流れを説明する。

唯一知っていた松ちゃんの側近的存在のお笑い芸人は携帯電話の番号を変えてしまった。理由は騒動に巻き込まれたくないからではないのか?

この後角田さん自身が干された理由をこう推理します。

松ちゃんの提案を安請け合いした番組スタッフが角田NGの体面を保つため自分を悪者にした。

 

1月17日 16日のブログの反響を受けて続編を掲載

 

翌日の1月17日に『続 松ちゃんに伝えたいこと』というタイトルでブログは更新されます。

相談に乗ってくれたお笑いタレントのメールを公開。

2009年3月3日 18時56分

10年も経ってなかったんですね

《Subject 》了解いたしました

いろんな人を介して

気持ちが間違って伝わり

しこりを残す

というのがありがちな世界です。

そういうのが一番つまらないですね。

ですので、角田さんの誠意

伝わるよう努力いたします。

ご安心ください

なにか変わったことありましたら連絡しますので。

ご丁寧にありがとうございます。

今後ともよろしくお願い致します。

このお笑い芸人を介して松ちゃんの誤解が解けると信じていた。

正しく伝わる事も間違って伝わることも含めてそれもなのです。
収録中止になった後、お笑い芸人は携帯電話の番号とメールアドレスを変えてしまった。

1月23日放送の『ワイドなショー』で松ちゃんが当時のトラブルについて語る

松ちゃん側の言い分

 

芸人対抗・叩いて被ってジャンケンポン選手権のレフェリーとして角田さんにオファーした

角田さん側からOKをもらっていた。
番組の衣装なども決まっていた。

水曜日収録だったが2日前の月曜日にドタキャンされた。

もしかしたら本人にその自覚がないのではないか。事務所に任せっぱなしだったのか。

レフェリー役が見つからず水曜日の番組収録は中止になった。

タレントのスケジュール調整、テレビ局、吉本ほかプロダクション、番組関係者に多大な迷惑をかけた。これは大問題だ。
自分自身(松ちゃん)がどうこう言う問題ではない。

今になってなぜ名指しで自分の名前が出されるのか理解できない。

1年後にダウンタウンDXにブッキングしたのはスタッフの手違いだった。

芸能界のしきたりとして何もなかったかのように番組に呼ぶことはできない。

今こうしてブログに書くのはルール違反なのではないか。今回のコメントに対してまたブログに返答を書くのはやめてほしい。会社同士で話し合ってほしい。

 

絡み合う人間関係から状況を推測する

松ちゃんからの目線

 

TV番組はまず企画会議から始まります。
その場にタレントが出席する場合もあればいない場合もあります。

『ガキの使いやあらへんで』の場合、テロップには企画:松本人志という名前が出るので恐らく松ちゃんは企画会議に参加していたはずです。

会議の中で角田さんの名前が挙げられたのは間違いなく、そこでブッキング担当のスタッフとも打ち合わせはできていたでしょう。

角田さんならOKだと思いますと担当スタッフは言っている、そこで松ちゃんも角田さん決まりと認識しているはずです。

この時点で角田さんの件は松ちゃんから離れます。

 

収録2日前にスタッフから角田さんのドタキャンを知らされます。
てっきり準備が進んでいるものだと思っていた松ちゃんには寝耳に水。

その場に角田さん側のスタッフはいないはずですから番組スタッフ側はどのような言い方もできたはず。

まず、いい言い方はしないでしょう。

松ちゃんには角田さんの悪い印象だけが残ります。
松ちゃんの立場から言って怒りを抱いたとしてもそこから先のことは追及することがないからです。

どの程度の怒りなのかはわかりませんが、関係者全員が被害を受ける話なので相当だと思います。

もしも、角田さん側が本当にドタキャンであるなら、当時の謝罪の話が出てもいいのですがその辺は両方の話に出てきませんでした。

タレントは事務所に所属している身であり、マネージメントは会社がします。ならば、角田さんが個人で松ちゃんに謝罪をするとかタレント同士の話ではありません。松ちゃんが言っていることは最もです。

 

 

角田さん側からの目線

私は格闘技の世界のことはよくわかりません。

ブログには、格闘会に色々問題が発生していてK-1のイベントサイドにも番組オファーを報告し意見を仰いだが『こういう時期なので自粛してほしい』と言われたと。

この後、角田さんは事務所に番組出演のキャンセルを申し出ています。

『キャンセルを申し出ている。』

ということは、角田さんの所属事務所は一度は出演OKで番組サイドに伝えていることになります。

問題はその時期です。

まず、

角田さんに番組の収録日の認識があったのかという問題。

いくら格闘界に籍を置いているとはいえ、バラエティ番組にも多く出演していたので番組の制作期間の程度は把握できていたはずです。

このタイミングで断ったら大事になるだろうという予測はついたと思います。

となると、

番組側が角田さんの事務所にいつオファーしたのか。

そもそも大きな企画の番組だったので収録までの時間はかなりあったと思われます。

余裕をもって手配をしていたのではないでしょうか。

 

その他に、ブログでは『解説者などで協力できるなら出演したい意向があったがその出演はかなわなかった』と書かれています。

しかし出演できなかった後、とあるお笑い芸人とのやり取り以外どのようなやり取りがあったのかが書かれていません。

先ほども書きましたが、これは会社同士の取引の話なので、個人がどう動いたかというのはあまり意味をなさないです。

極端な話、どんなやり取りをタレント同士でやろうが関係ない話です。
会社から入ってきた仕事は会社同士で話をつけるべきことです。

角田さんはブログで事務所が番組側や吉本とどういうやり取りがあったのかも書くべきでした。

 

ブログに出てくる『松ちゃんの側近的存在のお笑い芸人』は、全く無関係でしょう。無関係というか、彼は何もしていない。

松ちゃんがジャイアンとは言いませんが、スネ夫がジャイアンに誰かをフォローするようなことを言うとは思えません。

角田さんの彼に対する『思い』はあるでしょうが、携帯電話の番号やメールアドレスを即座に変えることからしても一切関与はしていないでしょうね。

それはそれでスネ夫の生きる術なので良いとも悪いとも言えません。

 

 

角田さん事務所の目線

出演をキャンセルしたのは角田さんからの申し出とあります。

ということは事務所も角田さんは出演するための準備はしていたはず。スケジュールを確認しないで受けるはずはないので日にちの問題もなかったのでしょう。

タレント事務所の人間なら番組のドタキャンがどれほどのことか理解できます。ならば、キャンセルを申し出られたときに、まず事務所と角田さんが相当揉めるはずです。

しかし角田さんのブログではキャンセルの話はあっさり書かれています。

 

キャンセルが角田さんから申し出られて事務所が了承したとします。それはすぐに番組制作者へ伝えられるでしょう。

ここでまた相当揉めるはずです。番組が作れなくなるわですから。

この話を整理すると、

①角田さんからの申し出で角田さんと角田さんの事務所で揉める。

②角田さんの事務所と番組制作サイドで揉める。

このあと通常の会社であれば、

③もう一度角田さんに話をして説得を試みる。

つまり角田さんは①と③で少なくとも2度は面倒な場面があったはずなんです。

なのに『解説者などで協力できるなら出演したい意向があったがその出演はかなわなかった』とだけ。

仮に、本当にあっさり書くしかないのだとしたら、
それはドタキャンではなく、角田さん自身はかなり前もってキャンセルの申し入れをしていたからかもしれません。

最悪なのは、時間をかけて角田さんを説得すれば出演してくれる。だから番組制作サイドにはまだキャンセルの連絡は入れないでおこうとギリギリまで止めていた場合です。

 

番組制作サイドの目線

角田さんの事務所へのオファーを通せたことで番組制作は順調に進んでいたことでしょう。
しかし収録2日前になって緊急打ち合わせをするくらいなので本当に寝耳だったはず。

一担当者が早々にキャンセルの話が来ているのにも関わらずそれをギリギリになって打ち明けるなど考えられません。

番組は大勢のスタッフが関わります。それぞれつながりがあるので隠し通せるものではありません。

角田さんの言う、松ちゃんにオファーできるといった手前キャンセルされたと言えなくなった、結果角田さんを悪者にしたという話。

わざわざ悪者にするために2日前まで言わないでおく。収録が飛ぶことを考えたらリスクが大きすぎます。

もし本当にドタキャンをされたと装っていたなら、その嘘はすぐにばれるはずです。そしてその場合、番組制作側の誰かが悪かったと判明するので一年後の出演お断り事件は起きていないでしょう。

それでは次でまとめます。

 

まとめ

憶測の域を出ないが状況的に判断した結果

 

色々書きましたが簡単にまとめます。

角田さんは番組スタッフが出演NGの体面を保つために角田さんを悪者にしたと書いています。

ということは、

スタッフが角田さんを悪者にしてないのであれば角田さんは不義理なことはしていないと自分で言っているようなものです。

つまり角田さんはドタキャンという非常識なことはしていない。

ただし、ドタキャンをフォローするために解説者なら協力できますといったのであればその限りにあらずですが。

ドタキャンをしていないのだとすれば番組制作側が2日まで案件を放置していたことになります。もしくは担当の誰かが言えずにいた。

繰り返しになりますが、番組制作は放送前の制作段階で常にチェックチェックで進行します。それを2日前まで表ざたにならないなど考えにくいです。

だとしたら考えられるのは角田さんの事務所サイドが番組側にずっとだまっていたと言うことになりますがどうでしょう。

これは私の推測であって全くもって確定事項ではありません。

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